清水 舞(しみず まい)
ラセーラ 桂店/受付スタッフ
入社前はホテルの宴会場で、10年もの長きにわたり活躍。質の高い接客を学んだ。結婚を機に退職したが、下の子が幼稚園に入園するタイミングで心にも余裕ができ、外で人とふれあえる仕事をしようと当社へ。休日は2人の子どもと自転車に乗って出かけるのが日課。
週3日、クリーニング店の受付スタッフとして勤務しています。衣類の受け渡しに加えて、汚れの程度に応じてシミ抜きや漂白などのオプションをご提案することも。1日120着から多いときで400着ほどを取り扱います。
点数は多いですが、繁忙期には本社からのサポートがあるので、心細さを感じたことはありません。業務のなかで何より意識しているのは、お客様からお預かりした大切な衣類を、最高の状態でお返しすることです。
自分の見落としで目の前の笑顔が曇らないよう、お引き取りする段階の確認には特に注意を払っています。
「このワイシャツの黄ばみは漂白したらきれいになりますよ」。そんな提案をして、実際に真っ白になった衣類が返ってきたときは、自分の知識が活きたことを実感でき、とてもうれしいもの。そのうえで、お客様から「やっぱりお姉さんに頼んでよかった」といった言葉をいただけると、単純かもしれませんが、これからもがんばろうという気持ちになります。
また、1日を計画通りに終えられた瞬間にも達成感は訪れます。閉店時間から逆算して立てた計画がスムーズに進み、何事もなく仕事を終えられたときは、自分自身の成長を感じますね。
以前、年配のご婦人がたくさんの衣類を持って来店されたことがありました。土日よりも平日の方が、料金がお安くなることを説明したところ、納得していただけましたが、種類が多く金額を覚えられないご様子。
手書きにはなりましたが、紙に料金一覧を記入しお渡ししました。すると後日、わざわざ本社にお礼の電話をくださったんです。自分では普通のことをしたつもりでしたが、その話を聞いたときは、お役に立ててよかったと心が温かくなったことを覚えています。
この先も変わらず、ちょっとした気づかいを積み重ねていきたいです。
当店は工場に隣接している店舗ということもあり、お客様からの専門的な質問に技術スタッフからの回答をお返しできるのが利点です。しかし私が目標としているのは、そのような質問にも受付だけで対応できるようになること。
「これ、クリーニングできますか?」という声にあいまいな返答をするのは、私自身が満足できません。特に毛皮や着物といったデリケートな商品は、自社工場で取り扱えないケースもあり、その場での判断力が求められます。知識に磨きをかけることで、より安心感のある応対ができるようになればと考えています。
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9:00
出勤・開店
レジを開け、店内の清掃を済ませて、お客様をお迎えします。 -
9:30
接客
当日仕上がり分の受付は13時まで。お客様一人ひとりにヒアリングをしつつ、商品をお預かりします。 -
11:00
タグづけ
お預かりした商品に1着ずつ管理用のタグをつけていきます。 -
12:00
レジ締め
前日の午後から当日午前までが、売上管理の1サイクル。その間の売上金を計算します。 -
13:00
休憩
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14:00
接客・タグづけ
お客様対応を行いながら、引き続きタグづけを進めます。 -
18:00
出荷準備
お客様からお預かりした衣類を袋にまとめ、翌日の準備を整えます。 -
19:00
閉店
レジ内の売上金を確認してから退勤。お疲れさまでした。